風車のある風景から考える、これからの家づくり
2025-06-13
車窓から見えた、どこまでも続く風車の景色。
まるで風とともに暮らす人々の姿が浮かぶようで、深く印象に残りました。
ヨーロッパではこうした風景がすっかり日常の一部となっており、自然の中に風力発電が美しく溶け込んでいます。
日本でも風力発電は少しずつ広がりを見せていますが、地形や景観との調和、地域への配慮など、建築と同じように「その土地とどう付き合うか」が問われています。
風の流れを読み、自然の力を受け止める。
それはまさに、建築におけるパッシブデザインの発想と通じるものです。
これからの建築は、単に「住まう器」をつくるだけでなく、環境と共にエネルギーをデザインする存在へと進化していく必要があります。
私たちの建築も、再生可能エネルギーと美しくつながるあり方を模索していきたいと思います。
それでは、また明日。