住まいは、人の過ごし方を変える
家づくりの仕事をしていて、最近改めて感じることがあります。
それは、住まいは人の過ごし方を変えるということです。
以前、お引渡しをしたオーナー様のお話です。
その方は家づくりをされるまで、お庭や植物にはほとんど興味がありませんでした。
ところが、お引渡しからしばらくしてお話を伺うと、
「毎朝、小さな庭に出て花に水をあげるのが日課になりました。」
そんなことを話してくださいました。
ハーブを育て、料理に少し摘んで使ったり、
季節ごとに咲く花を楽しんだり。
以前では想像もしなかった暮らしが始まっていたそうです。
そのお話を聞いた時、家づくりは人生を少しずつ豊かに変えていくきっかけにもなるのだと感じました。
家は、ただ雨風をしのぐための器ではありません。
そこでどんな時間を過ごし、どんな新しい楽しみと出会えるのか。
そのきっかけをつくることも、住まいの大切な役割なのだと思います。
私自身も最近、お客様のお話を伺う中で、
「家で過ごす時間が増えました。」
「休日に家でゆっくり過ごすことが多くなりました。」
そんな言葉を耳にする機会が増えました。
住まいが変わることで、
暮らし方が少し変わる。
そして、その変化が毎日を少しずつ豊かにしてくれる。
私はそんな家づくりに携わっていきたいと思っています。
家づくりとは、建物を完成させることではなく、
その先にある暮らしの可能性を広げること。
今日もそんなことを改めて感じた一日でした。
それでは、また明日。