その家で、どんな時間を過ごしたいですか?
家づくりのご相談を受けていると、
最初に話題になることの多くは、
「何坪くらい必要ですか?」
「性能はどれくらいですか?」
「どんな間取りができますか?」
といった内容です。
もちろん、
どれもとても大切なことです。
快適に暮らすためには性能も必要ですし、
家族に合った広さや間取りを考えることも欠かせません。
ですが私は、
家づくりで本当に大切なのは、
その先にあるものだと思っています。
それは、
心地よさと、
家族で過ごす時間です。
家は、
完成した瞬間がゴールではありません。
そこでどんな毎日を過ごしていくのか。
朝、
どんな光の中で目覚めるのか。
休日、
どこで珈琲を飲むのか。
愛犬はどこでくつろいでいるのか。
家族とどんな会話をしているのか。
そんな何気ない日常の積み重ねこそが、
暮らしの豊かさなのだと思います。
実際、
住み始めてからお客様が感じる満足感というのは、
坪数や数字ではなく、
「なんだかこの家、心地いいね」
そんな感覚だったりします。
それは図面だけではなかなか伝えきれないものかもしれません。
だからこそ私たちは、
性能も大切にしながら、
その先にある“暮らしの心地よさ”を大切にしたいと思っています。
私自身が家に求めるものも、
きっと同じです。
家族や愛犬と過ごす時間。
特別なことをしなくても、
ただそこにいて、
会話をしたり、
ぼーっとしたり、
季節を感じたり。
そんな「何もしないけれど豊かだな」と思える時間。
そういう時間が積み重なっていく家が、
本当に良い家なのではないでしょうか。
家づくりを考える時、
坪数や性能の前に、
その家で、どんな時間を過ごしたいですか?
そんなことを少し想像してみるのも、
大切かもしれません。
それでは、また明日。