心地よさは数値では測れない、木製サッシとの対話。
今日は、約3年前に自邸に導入したドイツ製の木製サッシについて、販売メーカーの方と語り合う時間を持ちました。
導入前、ショールームで初めて手に触れたときの感覚はいまでも鮮明に覚えています。
重厚な開閉音、しっとりとした木の質感、そして空気が一枚の窓で変わるような静けさ。
あの瞬間に“ノックアウト”されたと言っても大げさではありません。
もともと木製サッシには強い興味があり、オフィスやお客様の住まいにも様々なメーカーのものを採用してきました。
しかし、実際に自宅で暮らしの中に取り入れて初めて、その真価を知ったのです。
見た目や性能数値だけでは語れない、穏やかで満たされた時間。
窓の外の景色を眺めながら、ふと流れる音楽に心がほどけていく。
そんな瞬間が、日々の暮らしの中に確かに増えました。
今日の会話の中では、木製サッシを車に例えて盛り上がりました。
スピードや燃費だけでなく、“乗り心地”や“エンジン音の質感”にこそ惹かれる。
まさに、そんな感覚に近いのかもしれません。
性能を追い求めるだけでなく、心が静かに満たされるような心地よさを届けたい。
改めて、そんな思いを再確認できたひとときでした。
それでは、また明日。