道後温泉本館を訪れて、建築の視点から感じた魅力

往復2,560kmの旅を終え、車組は本日無事に茅ヶ崎へ戻りました。

今回の旅の最後に立ち寄ったのは、久しぶりの道後温泉本館。

歴史と伝統が息づくその姿は、建築に携わる者として改めて心を揺さぶられる体験でした。

昨年末に保存修理工事が完了した道後温泉本館は、木造三層楼閣の建築として、現代においてもその価値を失わない存在感を放っています。

細部にまで息づく匠の技と素材の美しさ、そして空間全体に広がる重厚感と温かみは、時代を超えて愛される建築の本質を教えてくれるようでした。

長い年月を経てもなお、多くの人々を魅了し続ける力強さに心を打たれました。

陸路での移動中、ついつい車中では仕事の話になりましたが、深く語り合うことでお互いに多くの学びや気付きを得られる、有意義な時間となりました。

こうした旅路での対話が、新たな視点やインスピレーションを生むものだと改めて感じました。

今回の道後温泉本館訪問で得た「長く愛される建築のあり方」という気付きは、これからの住まいづくりにしっかりと活かしていきたいと思います。

それでは、また明日。