同じ街でも、見える景色は変わる。
今日は那須・黒磯周辺を視察してきました。
実はこの辺りは、私にとってまったく初めての場所ではありません。
30年ほど前、釣りが好きだった頃に何度か訪れた思い出のある場所です。
当時は釣りが目的でしたので、街並みをゆっくり眺めることもなく、「自然が豊かな場所」という印象だけが残っていました。
それが今回訪れてみると、同じ場所とは思えないほど印象が変わっていました。
古い建物を活かしたカフェや雑貨店、花屋さんなどが点在し、一つひとつのお店にそれぞれの個性がありながらも、街全体にどこか統一感のある空気が流れています。
もちろん建物そのものも素敵なのですが、私が一番気になったのは「なぜ、この街はこんな雰囲気になったのだろう」ということでした。
新しい建物をたくさん建てたわけではなく、昔からある建物を大切に使いながら、新しい価値を生み出している。
だからこそ、その街にしかない魅力が育っているように感じました。
年齢を重ねると、同じ場所を訪れても見える景色が変わるものですね。
30年前には気づかなかったことが、今だからこそ見えてくる。
建物だけではなく、人の流れや、お店の距離感、街全体に流れる時間の使われ方まで気になってしまうのは、この仕事をしているからなのかもしれません。
今回の視察では、たくさんの写真も撮りましたが、それ以上に「街の空気」を感じられたことが大きな収穫でした。
こうして時々、自分たちの日常とは違う場所を歩いてみることは、新しい発見だけでなく、自分自身の価値観を見つめ直す時間にもなるのだと改めて感じています。
また機会があれば、季節を変えてゆっくり歩いてみたいと思います。
それでは、また明日。