記憶と重なる、雨の休日
三月の最終日は、雨の定休日となりました。
最近は雨の日が多く、現場が思うように進まないこともありますが、これまで雨が少ない時期が続いていたことを考えると、この雨もまた大切なものだと感じます。
本来であれば、愛犬を連れていつものドッグランへ行こうかとも考えていましたが、あいにくのお天気。
少し足を延ばし、伊東にある「愛犬の駅」の室内ドッグランへ向かうことにしました。
海を横目に西へ進みながら、真鶴や熱海の高台から眺める景色に、自然と心が落ち着いていきます。
このルートを走ると、いつも思い出すことがあります。
二十代の頃、伊東で携わっていた建築現場のこと。
当時一緒に仕事をしていた仲間や、よくしてくださった民宿のご夫婦。
そして、その民宿で食べきれないからと夕食を分けてくださったご年配のご兄弟のこと。
あの頃の記憶が、まるで昨日のことのように鮮明によみがえります。
そしてもう一つ、あの頃現場へ向かう車の中でよく聴いていた音楽も、ふと思い出しながらのドライブとなりました。
思い出の場所を訪れると、その時に聴いていた音楽とともに記憶がよみがえる。
私はそんな時間がとても好きです。
もう一つ、伊東に来ると思い出すのがサンハトヤです。
海底温泉のCMに心を奪われ、両親にお願いして連れて行ってもらったことを、今でもよく覚えています。
当時はかなり贅沢な場所だったようで、いまでも父との会話に出てくるほど、印象に残っている思い出の一つです。
どれも私にとって、大切な記憶です。
そんな思い出を辿りながらたどり着いたドッグランでは、愛犬たちも初めて会うワンちゃんたちと仲良く遊び、とても楽しそうな様子でした。

帰りの車の中では、すっかり遊び疲れてぐっすりと眠る姿に、こちらまで癒されます。
過去の記憶と、今の時間が重なるような、そんな一日となりました。
とても良い休日をありがとうございました。
それでは、また明日。