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冬こそ深まる“整う時間”住まいとサウナの心地よい関係

2025-11-28

今日は暖かく、冬らしさを忘れてしまうような一日でしたね。

それでも朝晩は空気が澄み、サウナが恋しくなる季節らしい冷え込みに。

冬のサウナは、温熱環境の観点から見ても、実は一年の中で一番“整いやすい”時期でもあります。

■ 冬の外気浴は「温熱差」がつくる最高のリセット

サウナの醍醐味である外気浴は、屋外の気温が低い冬にこそ本領を発揮します。

しっかり温まり、深部体温が上がった状態で外に出ると、15〜20℃程度の温熱差が生まれ、副交感神経が優位になりやすく、整いが深くなります。

とはいえ、風の強い日や海沿いの寒さは体感温度を大きく下げてしまうため、

・風を避ける袖壁

・小さな中庭

・デッキの腰壁

・植栽による風除け

こうした“ちょっとした建築的工夫”があるだけで、冬でも外気浴が格段に快適になります。

ここは私たち工務店として、しっかり設計に落とし込める部分だと感じています。

■ 自宅サウナの相談が増える理由

最近は本当に「自宅にサウナをつくりたい」というご相談が多くなりました。

テントサウナでも十分楽しめますが、冬は特に熱源の安定性や温まるまでの時間が重要になります。

・薪/電気

・サウナ室の断熱

・換気計画

・外気浴スペースの導線

・水風呂の位置

これらを設計段階から考えることで、冬でも快適な“ととのい動線”がつくれます。

住まいづくりとサウナは本来とても相性が良いのです。

■ 高気密・高断熱住宅だからこそ生まれる“余韻”

冬場にサウナでしっかり温まった後、高気密・高断熱の家に入ると、室内の温度ムラがないため、体温をゆっくり下げることができます。

これは住宅性能が整っている住まいならではの快適さで、サウナ後の余韻が長く続きます。

性能の高い家は、ただ暖かいだけでなく、体が求める“回復時間”を支えてくれるんですね。

■ 我が家のテントサウナもそろそろ?

我が家のテントサウナは一年半ほど前に寿命を迎え、最近また冬の空気に触れるたび「そろそろ新しいサウナ生活を…」と思うようになりました。

暮らしの中に“小さな整う時間”があるだけで、日々のリズムが少し軽くなる気がします。

冬は、体も住まいもサウナも、すべてが良い方向に働く季節。

家づくりの視点と合わせながら、またこうした暮らしの楽しみ方も提案していければと思います。

それでは、また明日。

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