再注目!壁付けキッチンの魅力と選び方
これまで新築やリフォームで人気だったのは、リビングやダイニングとつながる対面型や、開放感あふれるアイランド型のキッチン。
ご家族やお客様と会話を楽しみながら調理できるスタイルは、今でも根強い人気があります。
しかし最近、あえて壁付け型キッチンを採用するお客様が増えてきました。
「昔の間取りのようなスタイル」という印象をお持ちの方もいますが、実は今の壁付けキッチンはデザイン性も高く、暮らしやすさの面でも魅力的です。
【壁付け型キッチンが見直されている理由】
1.空間を広く使える
キッチンを壁面に沿って配置することで、ダイニングやリビングのスペースを広く取れます。
例えば、20帖のLDKでも、壁付けにすることでソファの配置やダイニングテーブルのレイアウトにゆとりが生まれます。
2.コストを抑えやすい
対面カウンターやアイランド用の造作が不要なため、同じ設備グレードでもコストを抑えられることがあります。
浮いた分を収納や家電に回すお客様もいらっしゃいます。
3.作業に集中できる
正面に壁があることで、来客や家族の動線に気を取られず、落ち着いて調理できます。
お料理にこだわりたい方には意外と好評です。
4.収納力が高い
壁面いっぱいに吊戸棚を設けられるため、食器や調理器具の収納に困りません。
最近では昇降式の吊戸棚など、使いやすい設備も増えています。
【採用するときの注意点と工夫】
•孤立感を和らげる
パススルー(開口)や窓を設けることで、視線や光の抜けが生まれ、圧迫感が減ります。
松尾建設で施工したお住まいでは、腰高の開口を作り、調理しながらリビングと会話できるようにしました。
•換気をしっかり
壁側は油煙がこもりやすいので、高性能レンジフードや掃除しやすいフィルターを選ぶことが大切です。
•デザイン性を楽しむ
キッチンパネルやタイルの色・質感で印象が大きく変わります。
中にはアクセントタイルを使い、LDKのインテリアの一部として見せるお客様もいらっしゃいます。
【まとめ】
対面型やアイランド型が合うご家庭もあれば、壁付け型が合うご家庭もあります。
「家族との会話を優先したい」「とにかく広いリビングを確保したい」など、暮らしの優先順位を整理すると、最適なキッチンスタイルが見えてきます。
松尾建設では、新築・リフォームどちらでも、お客様の生活スタイルに合わせたキッチンレイアウトをご提案しています。
壁付けキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
それでは、また明日。