「点検が義務化された」は本当? 〜太陽光発電システムの点検商法にご注意を〜
2025-06-25
最近、国民生活センターより注意喚起が出されました。
内容は、「太陽光発電システムの点検が義務化された」と偽って訪問・勧誘を行う悪質な業者が急増しているというものです。
特に高齢のご家庭がターゲットになっており、
「県から依頼を受けて点検に来た」
「今すぐ点検しないと危険です」
と不安をあおり、点検後に高額な清掃やコーティングの契約を結ばせるケースが報告されています。
実際には、太陽光パネルの点検がすべての住宅で“義務化”されたわけではありません。
国のガイドラインでは、「設置初年度と以後4年ごと程度」の点検が推奨されているものの、定期点検の義務があるかどうかは設置条件や契約内容によって異なります。
安易に契約しないためのポイント
- 不審な訪問や電話にすぐ対応せず、設置した業者やメーカーに確認しましょう
- 即決せず、複数の会社から見積もりを取ることが大切です
- 少しでも不安を感じたら、消費者ホットライン「188(いやや!)」へ相談を
わたしたちの暮らしに役立つはずの太陽光発電が、こうした悪質商法のターゲットになってしまっては本末転倒です。
ご自身やご家族、大切な方が被害に遭わないためにも、ぜひ身近な方とこの情報を共有してください。
それではまた明日。