まちなかが年末色に染まる頃、ふと思い出すあの頃の年の瀬
まちなかを車で走っていると、お正月のお飾りが並び始め、一気に年末の空気を感じるようになりました。
今年も残すところ、あとわずか。
この景色を見ると、ふと自分が小学生だった頃の年末を思い出します。
おそらく1985年頃、昭和60年あたりでしょうか。
当時の年末は、今よりもずっと「区切り」がはっきりしていたように感じます。
商店街には正月飾りや門松が並び、魚屋さんにはお正月用の立派な魚、八百屋さんには普段より少し特別な野菜が並んでいました。
家では大掃除が始まり、窓ガラスを拭き、家具を動かし、「年神様を迎える準備」という言葉が自然と生活の中にありました。
大晦日は家族揃って年越しそば。
テレビでは紅白歌合戦が流れ、年が変わる瞬間には、何とも言えない特別な緊張感があったように思います。
一方、今の年末はどうでしょうか。
便利な時代になり、お正月の準備も手軽にできるようになりました。
年末年始もお店は開き、日常と非日常の境界線は、昔ほど明確ではないかもしれません。
それでも、まちなかに並ぶお正月飾りを目にすると、「今年もここまで来たな」と、自然と背筋が伸びる気がします。
年末は、ただ忙しい時期ではなく、一年を振り返り、感謝をし、また新しい年に向かうための大切な節目。
家づくりも同じで、日々の積み重ねの中に、こうした“節目”を大切にする気持ちが、暮らしの豊かさにつながっていくのだと思います。
今年も残りわずか。
慌ただしい日々の中でも、少しだけ立ち止まり、年末の空気を感じながら過ごしたいですね。
それでは、また明日。