建築と自然、そしてアートを巡る一日
「いのちのてざわり」をテーマに、農・食・アート・建築が一体となったサステナブルフィールド。
クルックフィールズに行って来ました。
建物だけでなくランドスケープ、アート、動物たちの暮らしまでが一体となる設計思想が感じられます。
建物は地形になじむように配置され、素材や光の取り込み方に“自然との共生”という思想が随所に現れていました。
緑の中に佇む建築がとても印象的で、静かに時間を過ごすこと自体が一つの体験になっていました。
その帰りに少し寄り道をして「ホキ美術館」へ。
続いて訪れたのは、写実絵画専門の美術館として知られる ホキ美術館。
宙に浮かぶように伸びる細長い展示棟が特徴で、周囲の緑に映えるガラスとコンクリートの造形が美しい建築です。

展示空間は緩やかに連なり、作品の見せ方にも建築的な意図が丁寧に感じられました。
光の入り方や動線の緩急など、建築とアートが響き合う静謐な空間体験でした。
今日の視察では、どちらの施設も「自然と建築」「アートと人」が調和する姿勢に共通点を感じました。
空間づくりの原点に立ち返るような、とても刺激的な一日でした。
それでは、また明日。