オーダーメイドの庭と暮らす家/寒川S邸

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外観

2019年12月、神奈川県高座郡寒川町にマイホームを竣工されたSご夫妻。ご結婚を機に、ずっと賃貸で暮らすよりも早めに家を考えようと、弊社が定期開催している「家づくり勉強会」に参加され、セミオーダーの規格住宅「ヒロガリエ」で家を建てました。

▼過去の勉強会の例はこちら

「ヒロガリエ https://hirogalie.com/lp-hirogalie/ 」は、50名を超えるプロの建築家が作った約400 種類もの設計図から、好きなデザインや間取りの家を見つけて建てるという新しい家づくりです。例えるならたくさんの既製服の中からお気に入りの1着を選ぶように、外観や内装、設備などもバリエーションの中から選ぶことができ、高性能でデザイン性の高い家を、注文住宅よりも割安で手に入れることができます。

そして、家の満足度もさることながら、S邸のもう一つの魅力はオーダーメイドでつくった広い庭! はじめから庭付きの家を考えていたわけではないSご夫妻が、どういう経緯で庭をつくることにしたのでしょうか? また、庭のある暮らしのメリットとは?

現実的な予算の中で、望みの家とオーダーメイドの庭を手に入れたSご夫妻の家づくりについて、お話を伺いました。

Sさんの家族構成 タツヤさん(42) トモさん(36) お子さん1人(10ヶ月)

施主インタビュー

セミオーダーの家「ヒロガリエ」の勉強会に参加

トモさんは、以前は茅ヶ崎市内でドーナツとお弁当のお店を営業されており、弊社が2ヶ月に1度、駐車場で開いている「茅ヶ崎ストーリーマルシェ http://www.matsuo-story.com/ 」にも出店していただいたことがあります。それがきっかけで弊社のことはご存知でしたが、まさか自分が家を建てるとは思っていなかったそうです。

トモさん: 子どもも生まれることになり広い所が良いと考え、とりあえず家の話を聞いてみようと、松尾建設の香織さん(代表の妻)に、「説明会に参加してみてもいいですか? 建てられるか分からないですけど…」と言ったら、「全然いいですよ! どうぞ!」と快く即答してくださって。私は北海道で生まれ育ったので、断熱などの性能が良い家を希望していました。一口に戸建住宅と言っても性能には差があると感じていましたし。注文住宅はコストがかかるイメージがありましたが、もしかしたら「ヒロガリエ」のシステムなら可能性があるんじゃないかと思いました。

タツヤさん: 家づくりの雑誌を見ているだけじゃピンと来なかったんです。松尾建設さんで予算をシミュレーションしてもらって、収入に見合った余裕のある範囲内でこのくらいの土地や建物が手に入れられるな、とはじめて分かりました。注文住宅にする経済力があるならそうしたかもしれませんが、「ヒロガリエ」は何百通りもの中から気に入った間取りやデザインを選べるし、決めてから建つまでの期間も読めるので、建売と注文住宅のちょうど良いとこ取りだなと判断し、決めました。

想像以上に広い土地が、選択肢を広げてくれた

ヒロガリエで建てると方向性が決まったところでSご夫妻は土地探しを始めました。お2人とも茅ヶ崎にはゆかりも愛着もありましたが、土地の価格や子育てのしやすさ、津波のリスクなども考え、海老名や寒川で探しました。いくつか土地を見つけた中で、今の土地にタツヤさんが実際に身を置いた瞬間に感じた気持ちよさを信じて直感で決めたそうです。

タツヤさん: 土地の価格と、希望の駅から自転車で10分という距離、何より現地に来た時、日当たりと広さの体感でピンと来ました。お隣が畑なのも気持ちよさそうでしたし。 

トモさん: 今は寒川にして良かった!と思っています。住んでみるとそんなに不便じゃないし、混まないし。田舎っぽい所が物足りないと感じるか、良いと感じるかはその人次第。家を考え始めた頃は、駐車場があればいい、そんなに広い庭がほしいとは思っていませんでしたが、大きな土地が予算内で手に入ったことで結果的に選択肢が広がりました。

心満たされるポイントを家の中に設置

予想していたよりも広い土地を手に入れたS夫妻は、そこにどんな家を建てたいと思ったのでしょうか? 家の希望を伺ってみました。

タツヤさん: 青木さんが「これだけ広い土地があったら何でも建てられる!とおっしゃってました(笑)。大きすぎる家も必要ないなと思っていましたが、実際の建物の面積よりも開放感があって、広く感じられる間取りや空間がいいという希望を伝えた所、青木さんが「すごい良いの見つけた!」と候補を持って来てくださいました。

トモさん: ダイニングキッチンの上は思い切って吹き抜けにして良かったです。2階の1部屋分が無くなってしまうのでためらいもありましたが、過ごす時間がいちばん長いキッチンに立った時の開放感は格別です。壁側に向いたキッチンも検討しましたが、最終的に対面式にしました。その方がリビングにいる家族と話しながら、様子を見ながら家事ができます。収納もこだわってつくっていただきました。そこは私の心満たされることにつながるので。夫には「必要じゃないものが出ていて、必要なものがしまってある」と言われるんですけど(笑)。

リビングの「TRACK」のソファーも、新居が完成したらこれだけは!とお2人で決めていたそうです。空間に広がりを感じる間取りのおかげで、存在感のあるソファもゆとりのある納まりです。

家づくりの成功ポイントは?

2階にはご夫妻の寝室と広めの子ども部屋があり、インナーバルコニーでつながっています。子ども部屋は将来、子どもが増えた時には真ん中に壁を追加して分けられるような造りにしてもらいました。

トモさん: インナーバルコニーは付けて良かったなと思っています。室内に割けるスペースが取られちゃうと思う人もいるかもしれませんが、開放感が感じられつつ部屋の延長のようで落ち着きますし、外に出っ張ったバルコニーよりも家の外観もすっきりして雨も吹き込みづらいんです。

吹き抜けやインナーバルコニーなど、一見削ってしまいたくなる部分が、暮らし全体の豊かさの体感や満足度を高めることにつながっているんですね。そんな余白を保持しながらも、収納にこだわりのあるトモさんも大満足の、デッドスペースを生かした大容量の収納や、過ごす時間が長いキッチンの造り、これだけは譲れない主役の家具など、ポイントをしっかり押さえたことがSご夫妻の家づくりの成功の秘訣かもしれません。

はじめてのオーダーメイドの庭づくり

さて、そんな快適な室内に仕上がったにもかかわらず、お友達が遊びに来るといちばん目が留まるのは、広々とした「庭」だそうです。思いがけず手に入った広い土地、Sご夫妻は弊社がご提供しているオーダーメイドの庭づくり「GARDENS GARDEN https://gardens-garden.com/ 」でご依頼いただきました。

 トモさん: 1階を庭と一体に考えられたのが楽しかったですね。私たちの庭のイメージはぼんやりしすぎていましたが、香織さん(GARDENS GARDEN認定パートナー)にカウンセリングしていただいて、これから子育てをしていく中で子どもがのびのびと遊べる広い芝生があったらいいなとか、畑もちょっとほしいけど子どもが小さいうちは手を掛けられないと思うので、今はハーブなどを取り入れた植栽を楽しむ感じにしよう、とか対話をしていく中で少しずつ見えてきました。

GARDENS GARDENは、こうして認定パートナーがお客様のライフスタイルやご要望をしっかりと伺い、それを専属のガーデンデザイナーにお伝えしてプランをつくっていただく仕組みです。家の設計を建築家に依頼するのと同じように、庭の設計をプロのガーデンデザイナーに依頼するのです。

土地に合った植物を、植える直前まで精査

やがてガーデンデザイナーから庭のプランが上がってくるので、予算や要望を調整してプランを固め、提携している地元の庭師さんと認定パートナーとが一緒に庭づくりを行います。ここで大切なのが、その地域の風土・気候に合った植物を植えることです。そのため、プランに書かれている樹種が適しているかどうか、実際に植える地元の庭師さんにも意見を聞いて、庭の雰囲気が変わらないように配慮しながら別の樹種を提案し直すこともあります。S邸でも若干、最適な樹種に変更を行いました。

そして、リビングから一続きになった芝生のスペースを広く取り、シンボルツリーのシマトネリコをポイントに、庭の周囲に樹木やハーブを配置した、ナチュラルな庭が完成しました。庭の一画には砂場も設置しました。

庭のある暮らしを楽しむ

飲食店を営んでいたこともあるトモさんは、庭で食べられるものを育てたいという思いがありました。今はローズマリーやタイムなどの、摘んできてそのまま料理に入れられるハーブを植えてあります。オリーブオイルに浸けて香り付けしたり、ピクルスなどに入れたりもできますし、リースやスワッグに加えてインテリアとして楽しむこともできます。

このような庭のある暮らしを楽しむための、フラワーアレンジメントや料理教室、植物エッセンスづくりなどのワークショップも、今後、弊社で開催していく予定です。庭が、家で過ごす時間をますます楽しく豊かにしてくれますよ。 

トモさん: 新型コロナウィルスの影響で外出しづらくなった時、庭があることで息抜きができて本当に助かりました。

もう1部屋増やして家を大きくすることも素敵ですが、ちょっとした庭をつくってみるのも、また違う喜びが加わりそうです。家を建てた後からでも、お庭だけのご相談も承りますので、ぜひお気軽にお声がけください。

これから家を建てる方へのアドバイス

最後にSご夫妻から、これから家を建てようと考えているみなさまへ、ご自身の経験からのアドバイスをいただきました。 

タツヤさん: やはり土地選びが重要だと思います。家だけ良くても、土地で失敗しちゃうともったいない。現地に天気の良い日に来てみて、周囲に家も密集していないし、日当たりや風も気持ちがいいし、その体感で決めました。この土地だったらこのくらいの家しか…という感じで制限されるのではなく、希望の家が建ち、さらに庭もつくれる土地に決めたことが良かったです。

トモさん: マイホームに憧れはあり、今までもSNSなどで見て「こんな家だったら素敵だなぁ」というこだわりや理想はわりとあった方なんです。でも、どれもこれもこだわりの塊ってわけじゃなく、プロの方の設計やデザインを信じつつ、「ここはこうしたいと思っていた」という所だけ、できるかどうか相談させてもらうスタイルがトータルで見て良かったです。

タツヤさん: 松尾建設さんは「建てて終わり」という関係じゃないのもいいなと、建ててみて思っています。家や庭のことで何かあった時、すぐに連絡が取れますし。

トモさん: 定期的に広報誌みたいなものを送ってくださったり、また松尾建設さんに遊びに行きたいね、って思ったり。そういうつながりがファミリーみたいでうれしいなと思っています。